平成を振り返るシリーズ第9弾です。
今回は平成のベストセラーベスト10を紹介したいと思います。
段々本を読む方も少なくなってきていますが、どんな本が平成には多く読まれていたのか楽しみです。
本でも時代背景を探ることが出来ますよね。
読んでない人でも懐かしいと思ってもらえると思います。
平成のベストセラーTOP10
第1位 ハリーポッターと賢者の石

発行年 :1999年
発行部数:510.0万部
著者 :J.K.ローリング
出版社 :静山社
1997年にイギリスで発行された、イギリスの児童文学作家J.K.ローリングによる同名小説
7部作である「ハリー・ポッター」シリーズの第1弾。
ハリーという11歳の少年が魔法学校に入り1年生の時の物語。
悪の魔法使いヴォルデモートの肉体を復活できる「賢者の石」をヴォルデモートに奪われるのを阻止するために奮闘するストーリー
第2位 五体不満足

発行年 :2001年
発行部数:479.3万部
著者 :乙武 洋匡
出版社 :講談社
ハンディキャップにもかかわらず、たくましく人生をきりひらいていく。
この本は、乙武さんのそういう生き様を描いた自伝です。
第3位 バカの壁

発行年 :2003年
発行部数:439.5万部
著者 :養老 孟司
出版社 :新潮社
「話せばわかる」なんて大ウソ! イタズラ小僧と父親・イスラム主義者と米国・若者と老人。
互いに話が通じないのは、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。
第4位 ハリッポターと秘密の部屋

発行年 :2000年
発行部数:433.0万部
著者 :J.K.ローリング
出版社 :静山社
魔法学校の2年生の時の1年間を描いた物語
ヴォルデモートの若き日の記憶「トムリドルの日記」によって、ヴォルデモートが復活しようとするのをハリーが阻止する。
第5位 脳内革命

発行年 :1995年
発行部数:410.0万部
著者 :春山 茂雄
出版社 :光文社
サブタイトル(脳から出るホルモンが生き方を変える)
東京大学医学博士で「脳内革命2」もその後出版された。
プラス思考によって、脳から出るホルモンが心身にとって最高の薬になるとのこと。
第6位 ハリーポッターとアズカバンの囚人

発行年 :2001年
発行部数:383.0万部
著者 :J.K.ローリング
出版社 :静山社
ハリーが魔法魔術学校の3年生の時の1年間の物語
魔法牢獄アズカバンから脱走した囚人の騒動を通じて、両親の死の真相がわかってくる。
ハリーの親をヴォルデモートに売ったのが誰だか判明していく。
第7位 チーズはどこへ消えた

発行年 :2000年
発行部数:360.2万部
著者 : スペンサー・ジョンソン, 門田美鈴
出版社 :扶桑社
アメリカの医学博士・心理学者のスペンサー・ジョンソンが著した童話
あるはずのチーズがなくなった時、二人の小人がどういう行動をとっていくかという物語
第8位 日米会話手帳はなぜ売れたか

発行年 :1995年
発行部数:360.0万部
著者 :小川 菊松, 国弘 正雄, 武田 徹, 姜 信子, 猿谷 要
出版社 :朝日新聞社
戦後初のベストセラー「日米会話手帳」全ページの復刻のほか、、何人かの人たちによるエッセイと出版時の周辺事情を解説した文章を収録したもの。
第9位 ハリーポッターと炎のゴブレット

発行年 :2002年
発行部数:350.0万部
著者 :J.K.ローリング
出版社 :静山社
ハリーが魔法魔術学校の4年生の時の1年間の物語
望んでいない三大魔法学校対抗試合の選手となり、最悪の魔法使いヴォルデモートの謀略を感じながらも厳しい試練に立ち向かう。
しかし策略にはまってヴォルデモートの肉体が復活するストーリー
第10位 世界の中心で愛を叫ぶ

発行年 :2001年
発行部数:321.0万部
著者 :片山 恭一
出版社 :小学館
互いに恋をしていた朔太郎とアキは出会って3年目の高校生の時、アキが白血病にかかる。
日ごとに衰弱していく朔太郎とアキの葛藤の物語
*発行部数等については調査時期で変わっていることがありますので、ご了承願います。
総 評
平成の後期でもヒット作品はたくさん出ていますが、現代はインターネットが普及しているので本自体を買わなくなってきてると思います。
なので発行部数換算でランキングを出すとどうしても平成初期の作品が多くなってきますね。
今回の結果でハリーポッターの凄まじさが際立ちましたね。
全世界で大人気で日本でも人気が高かったことがわかります。
上位の5位までが400万部超えてるので驚異的な数字です。
ランクインはしませんでしたが話題になった有名作品を少し紹介いたします。
松本人志 :「遺書」 231万部
田村裕 :「ホームレス中学生」225万部
岩崎夏海 :「もしドラ」 275万部
坂東眞理子:「女性の品格」 315万部
俵万智 :「サラダ記念日」250万部
五島 勉 :「ノストラダムスの大予言」 210万部
と多くのベストセラーが飛び出しました。
令和ではどんな作品が出てくるのか楽しみですね。
平成時代ランキングまとめはこちら
まとめ
今回は平成時代のベストセラーTOP10を紹介しました。
発行部数は今この瞬間もどんどん変化していますので、ある時期のものと了承して頂ければ幸いです。
時代を振り返るうえで、その時代に話題になった本というのは印象に残りますよね。
これから媒体は変わっていくかもしれませんが、人に読まれる作品は絶えることはないのでこれから出てくる作品にも期待したいです。
本を書く人は凄いと改めて思いました。
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