車のタイヤ交換を自分でする人も多いと思いますが面倒ですよね。
雪の降らない地域でも、突然降る雪で交換する人も多いと思いますがメインは夏冬のタイヤを交換する人です。
必ず年2回交換時期が来ますがとにかく面倒です。
なぜタイヤ交換は面倒なのかを一からおさらいして、何とか少しでも楽になるようにおすすめジャッキを紹介いたします。
お店に持っていく人は問題ないですが、節約のためにも自分でやるタイヤ交換する人はこれを見ると少し重い腰があがると思います。
車のタイヤ交換はなぜ面倒なのか

車のタイヤ交換はなぜ面倒なのでしょうか?
交換する本人にはいろいろあると思いますが、原因を洗い出してみましょう。
- 交換するタイヤを出してくることが面倒
- 時間がかかる
- 道具を準備するのが面倒
- ジャッキアップをするのが疲れる
- タイヤが重い
- タイヤ交換に使う時間って何か無駄に感じる
以上のような理由かそれ以上の理由で、タイヤ交換に足が向かないんです。
その中でもジャッキアップは力も使いますし、上げて下す動作がくるくるまわして、面倒になる原因じゃないかと思います。
しかも4か所上げ下ろししなくてはいけないので、これもネックになってきますね。
じゃあスタンドにいけばというのは今回無しです。
面倒だけれども無駄な出費は押さえたい人に、頑張っていただきたいと思っています。
スタンドだと平均1本800円~1000円、合計で3000円~4000円しますので結構な額ですよね。
車のタイヤ交換の方法

ではタイヤ交換方法をおさらいしていきましょう。
車を購入してまだ交換したことない人もいるかと思うので、手順を確認してみましょう。
①交換するタイヤを用意します

②タイヤ交換をする道具を用意します。
車の中に道具が必ず入っています。
場所がわからない方は説明書を確認しましょう。
道具は
ジャッキ・ジャッキハンドル・タイヤのナットを回しの3点


③ジャッキを車にセットします。
車によって違いますが、大抵はボディ横にジャッキを当てる場所があります。
下を少し除くとわかります。
下の画像の2本の切れ目が入っている間に入れればOKです。


④ジャッキをセットしたらナットを緩めます。
ジャッキを上げる前にタイヤのナットを少しだけ緩めます。


⑤ナットを全部緩めたらジャッキをタイヤが地面から離れるまで上げます
ここはもうひたすらハンドルを回してください。
⑥タイヤが浮いたらナットを全部外します。
ナットをはずしたらタイヤも外します。


⑦新しいタイヤに付け替えます。
付け替えたら手でナットを締めれるだけ締めます。
手で絞めた後は工具で絞めます。
その際タイヤは重力で下に下がろうとするので、工具で締める際はタイヤをしたからあおってナットがしっかり噛むようにしていきます。

⑧工具でがっちり締めたらタイヤを下ろします。
ここのジャッキのハンドルをひたすら回してください。
タイヤが地面についたらジャッキを外す前にもう一度ナットを増し締めしてください。
よほどの怪力でない限り、人間の手で締めても折れたりしないので力をいれて締めてください。
ナットを全部増し締めしたらジャッキを外して終了です。
*これを4本繰り返すという流れになります。
タイヤのナットの締め方

タイヤのナットを締めるときは順番があります。
注意事項ですね。
ナットを締めるとき、最初の1個目からがっちり締めないようにしましょう。
多少の遊びが出るくらいで止めて、次にナットの対角にあたる部分を占めていきます。
それを繰り返し対角・対角で締めていきます。
締め終わったら同じ順番で強く締めこんでいくという流れです。
これをやらないとナットとタイヤの間がずれたまま固定されることになるかもしれません。
長く走っているとそのずれから、ナットが緩みだすことも考えられますので順番通り締めましょう。
交換が終わって10キロ位走行したら一度ナットが緩んでいないか増し締めしてみましょう。
締めが甘いと緩んでいることもあります。
事故につながりますのでしっかり点検しましょう。
車のジャッキの種類
車のジャッキにもいくつか種類があります。
車に搭載されているジャッキは、スペアタイヤと交換するときにのために最低限の機能がついているだけなので利便性は悪いのです。
緊急用という事ですね。
ですので毎年タイヤ交換をするひとはタイヤ交換をスムーズに出来るジャッキを一つ用意しておいた方がいいと思います。
ではどんなジャッキがあるのでしょうか?
整備工場で使うような大きなものもありますが、ここではあくまで個人が家でタイヤ交換するのに適したものだけを紹介いたします。
パンタグラフジャッキ

車に入っているジャッキが油圧式になったものです。
車のジャッキが手でハンドルをぐるぐる回して上げ下げしますが、これは棒をポンプの所に差し込み自転車の空気入れのように上下に動かすと上がっていきます。
下げるときは油圧を抜くつまみみたいなのを回すだけで、勝手にゆっくり下がっていきます。
このジャッキのメリットは
- 車を上げるのに力が要らない
- コンパクトにケースに入れられるので収納が楽
- 車のタイプを選ばない
デメリットは
- 一度に一か所しか出来ないので、4回の上げ下げをやることは変わらない。
総評して使い勝手はいいと思います、オールマイティなのでどれがいいか迷うのであればこれを用意しておけばいいでしょう。
値段も安いので、この金額なら一回スタンドで交換するのを我慢するだけで回収できてしまいます。
重量も1tまで大丈夫です
値段は 4,280円 楽天で購入可能です。
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ボトルジャッキ

主に車高の高いワゴン車などによく使われる油圧ジャッキです。
ボトル部分が少し長いので車高の低い車には向いていません。
本体重量は14kgと少し重いですが、車体重量も重い車を対象にしているのでずれたりしないためにもこの位は必要ですね。
通常のボトルジャッキはボトルの上部のみで持ち上げますが、このタイプは背面に2センチくらいの爪がセットされています。
ですので狭い隙間から持ち上げるものがあるときにも重宝します。
この装備は他にはない物ですね。
このジャッキのメリットは
- 油圧の力が強いので力がいらない。
- 保管の場所も取らない
- 油圧をかける際の棒の差し込み部が左右に動く
デメリットは
- 大きい車用なので小さい車には不向き
- 重さは14kgなので重いです。
こちらも総合的には使い勝手はいいと思います。
ワンボックスやオフロードタイプの方はこちらにした方がいいと思います。
値段は少し上がりますが、車高の高い車は通常よりお金がかかるのは仕方ない部分もありますね。
タイヤ一つとっても高いですし。
値段は 7,480円 楽天で購入可能です。
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ガレージジャッキ

こちらは自動車整備工場でよくみられるガレージジャッキを小さくしたものです。
小さいと言っても車を持ち上げることくらいは何でもないです。
なんといっても操作がが楽です。
ジャッキポイントまで持っていってすぐに、上げていけるので位置を細かく狙う必要はありません。
片輪上げではなく前輪・後輪と2回で済むので、タイヤ交換の時間も短縮できます。
今までのジャッキより幅が大きいのでそこがネックになる部分ではあります。
このジャッキのメリットは
- ジャッキとしての使い勝手はいい
- 値段と比較してパフォーマンスが高い
- とにかく楽
- タイヤ交換の時間を短くできる。
- 車高が低いタイプの車も高いタイプも使用可
デメリットは
- 場所を取る(保管場所も作業場所も)
- タイヤ一個ずつ交換には向かない
- ジャッキアップポイントがわかりずらい
- かける場所を間違えると車を破損させる
デメリットはありますが、作業場所が広くとれるなら時間の短縮になりますし便利です。
ジャッキをかける場所は、事前にしっかり調べればその後は同じなのであまり深く考えなくてもいいかなと思います。
値段は 5,698円 楽天で購入可能です。
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まとめ
今回はなぜタイヤ交換が面倒なのか、そしてタイヤ交換の仕方を説明いたしました。
その面倒なタイヤ交換を少しでも少しでも楽にするためのジャッキの紹介を致しました。
ジャッキを手で回さないだけでも全然違います、値段もそんなに高くないので。
お店でやるなら2回分にもならないのでお得です。
出来ることは自分でやったほうが節約になりますので面倒ですが頑張りましょう。
普通の乗用車はパンタグラフジャッキ
車高やタイヤの大きい車はボトルジャッキ
場所が確保できて楽したい人はガレージジャッキ
こういう選び方でいいと思います。
注意事項は
エアロパーツをがっちりつけている人は、工場か業者にやってもらいましょう。
工場ならリフトありますので間違いありません。
自分でやって割ったら泣きたくなりますので。
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